國酒フェア2025

日本酒フェア

45都道府県の酒造組合等が地域の風土や酒米などテーマを掲げて出展し、日本酒の試飲・販売を実施します。
その他「日本の酒情報館ブース」や「はじめての日本酒コーナー」、「海外向けSAKEコーナー」など、日本酒に関する様々なことを知ることができるコーナーもございます。

はじめての日本酒体験コーナー

日本酒のおいしさや楽しさの紹介、タイプ別・温度差のきき酒体験を行います。

English Information Desk

今、海外で人気が高まりブームともなっている「SAKE」を紹介します。

酒蔵ツーリズムコーナー

酒蔵見学やツアー等の情報をご紹介します。

出展者名・出展テーマ一覧

北海道・東北・北陸

関東・甲信越

近畿・東海

中国・九州

四国

その他

日本酒セミナー情報

日本酒の飲み方、楽しみ方など、様々なテーマのセミナーを開催。
造り手のこだわりや取り組み、ペアリングの知識まで多彩な日本酒の魅力に触れるセミナーです。

  • 注意事項
  • 「日本酒セミナー」は「國酒フェア2025」の入場チケットをご購入いただいた方のみお申込みいただけます。
  • セミナーが開催される日時の「國酒フェア2025」入場チケットを先に購入いただき、そのデジタルチケットの券面下部に表示される「セミナーのお申込はこちら」ボタンをタップして、お申込みにお進みください。
  • 入場される日時(第1部~第4部)に開催するセミナーのみ、セミナーチケットをご購入いただけます。
    • 【第1部】の入場チケット購入 ⇒ 
      「日本酒セミナーE-1/E-2」のチケットを購入いただけます
    • 【第2部】の入場チケット購入 ⇒ 
      「日本酒セミナーE-3/E-4」のチケットを購入いただけます
    • 【第3部】の入場チケット購入 ⇒ 
      「日本酒セミナーE-5/E-6」のチケットを購入いただけます
    • 【第4部】の入場チケット購入 ⇒ 
      「日本酒セミナーE-7/E-8」のチケットを購入いただけます
  • ※セミナーチケットのみの購入はできません。
  • ※購入したチケットは、購入者都合でのキャンセル、変更、返金には対応できません。
セミナーチケット見本

6月14日(土)

「日本酒セミナーE-1」 10:45~11:30

参加料 500円

醸造精米の歴史と現在 真吟が開く日本酒の未来

日本酒の原料であるお米。食べるお米と違い小さく磨いてから使うことをご存じですか?
その昔精米は大変な重労働でした。今回はその精米の歴史・進化と最新の精米技術“真吟(しんぎん)”をご紹介します。今後は白米の形も日本酒の酒質を決める要素です。

【 講師 】

株式会社サタケ 酒米支援部長

新山 伸昭 氏

1964年 広島県出身。
1986年 株式会社佐竹製作所(現 株式会社サタケ)入社。
一級建築士。設計部3次元CADや業務用炊飯事業の立ち上げ後、醸造精米事業の再構築に従事。
広島本社にて全国事業所や海外事業拠点の支援を実施。
「cBNをロールに用いた効率的な扁平精米を可能とする精米に関する研究」で令和3年度日本醸造協会技術賞を受賞。

「日本酒セミナーE-2」 12:00~12:45

参加料 500円

下り酒出発の地 大坂と西宮

江戸時代、清酒の主生産地である上方で造られた酒は下り酒として船で江戸に運ばれました。その出発地となったのは、今回の会場ATCホールに近い安治川口と西宮でした。両港から江戸に向けて出帆した樽廻船について史料から明かになった事柄をご紹介します。

【 講師 】

酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館) 館長

弾正原 佐和 氏

1993年 辰馬本家酒造株式会社入社。
同年、財団法人白鹿記念酒造博物館(現公益財団法人)へ出向。2021年から現職。
酒ミュージアム(公益財団法人白鹿記念酒造博物館)は、灘五郷を有する兵庫県の西宮市にある日本にただひとつの「日本酒」と「さくら」をテーマとする博物館です。
明治2(1869)年築の木造蔵を利用した「酒蔵館」では伝統的な酒造りの全工程を、「記念館」では所蔵する豊富な史料から日本酒にまつわる多彩なテーマを取り上げた展示や、日本一ともいわれる桜のコレクション「笹部さくらコレクション」(西宮市より寄託)等をご紹介しています。

「日本酒セミナーE-3」 15:45~16:30

試飲あり

参加料 1,000円

日本酒が世界に開けるきっかけに
~ユネスコ無形文化遺産登録とGI伊丹指定~

【 講師 】

伊丹酒造組合 理事長

小西 新右衛門 氏

1975年3月 甲南大学経営学部卒業
1975年4月 小西酒造株式会社に入社
1991年6月 代表取締役社長就任
2004年6月 伊丹酒造組合理事長就任
小西酒造株式会社15代当主、日本酒造組合中央会副会長、伊丹商工会議所会頭を務めており、2021年には日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り保存会会長に就任。昨年12月、日本酒を中心にした「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産の登録を果たす。また、本社所在地である伊丹が「地理的表示伊丹(GI伊丹)」にも指定された。

「日本酒セミナーE-4」 17:00~17:45

ペアリング

参加料 1,500円

チーズと日本酒のペアリング

日本酒とお料理をより美味しく楽しむ「SAKEペアリング」。最近、お酒の愛好家の間で特に高い関心を集めているテーマです。
セミナーでは、数種のチーズとお酒を実際に食べ合わせます。少しのコツで更に美味しくなるペアリングの世界をお愉しみください。

【 講師 】

TASTING ROOM F オーナー/講師

藤川 智子 氏

今年開催された「第6回世界きき酒師コンクール」にて小売サービス部門優秀賞、審査員SAKE HUNDRED賞のダブル受賞を果たした唯一の日本人入賞者。
SSI認定グランド和酒マスターテイスター/日本酒学講師。関西を拠点に酒類のセミナー講師をしており、2024年に開設した「TASTING ROOM F -お酒文化を学ぶ空間-」では、本格的に國酒のテイスティング方法を学べる人気の講座を開催中。
長年のソムリエとしての技術と國酒の知識を融合させた「SAKEを国際スタンダードで楽しむ手法」を話すことを得意としている。

6月15日(日)

「日本酒セミナーE-5」 10:45~11:30

試飲あり/お土産あり

参加料 700円

自然・文化・食と酒蔵ツーリズムの醍醐味

酒蔵は、その地域の自然や文化を背景に 酒造りを行っています。
現地に行き、それを五感で感じるのが酒蔵ツーリズムです。
蔵見学だけでなく、お酒を通して、郷土食や地域の方々との出会いやふれあいなど、行ってこそできる体験を、地酒とともに味わいましょう!

【 講師 】

日本酒蔵ツーリズム推進協議会 事務局長
公益社団法人 日本観光振興協会 審議役

杉野 正弘 氏

1991年 株式会社JTBに入社
2018年 日本酒蔵ツーリズム推進協議会 事務局長に就任 現在に至る
JTBに30年以上勤務、現在は観光のナショナルセンターである日本観光振興協会で、地域の魅力発信の仕事をしています。英語の通訳案内士の資格を保持し、インバウンド向けプロモーションを得意とし、海外へも酒蔵ツーリズムの魅力を発信し続けています。

「日本酒セミナーE-6」 12:00~12:45

試飲あり

参加料 1,000円

伝統的酒造り 造り手対談

小島さんは、260年前から酒造りに携わってきた丹波杜氏の家系。菊正宗酒造の杜氏として、灘の寒造り、生もと造りを継承してきました。石川さんは、現役の広島杜氏として酒造りに携わるほか、市民向けに明治時代の酒造法の解説を行うなど、伝統的酒造りの文化歴史を伝えています。杜氏ならでは、技や知識、人とのつながりについてお話しいただきます。

【 講師 】

日本酒造杜氏組合連合会 会長

石川 達也 氏

1991年 早稲田大学第二文学部 卒
1990年 神亀酒造株式会社 蔵人
1994年 竹鶴酒造株式会社 蔵人
1996年 竹鶴酒造株式会社 杜氏
2000年 株式会社月の井酒造店 杜氏
2014年 広島杜氏組合 組合長
2021年 日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会 副会長
2022年 日本酒造杜氏組合連合会 会長
抱 負:酒造りの伝統に込められた知恵や精神をできる限り身につけ、次世代に継承していきたい
    授かりものとしての酒に恵まれるよう、長い歴史の中で培われた、後世に伝えるべき本来の酒造りを模索し、実践していきたい
信 条:数値化、言語化できない、身体感覚的な世界を大事にするもの、特に食べもの、飲みものを粗末にしない
人生訓:狙ったら外れる金の円より人の縁





【 講師 】

菊正宗酒造株式会社 名誉杜氏

小島 喜代輝 氏

1958年(株)本嘉納商店(現 菊正宗酒造(株)兵庫県)宝の子として入社。
麹師、もと廻り、醸造主任、杜氏補佐、杜氏代行を経て1991年より杜氏。
2002年 兵庫県産業労働賞
2013年 兵庫県技能顕功賞。
2004年 兵庫県丹波杜氏組合長と兵庫県杜氏組合連合副組合長を兼務。
2012年 日本酒造杜氏組合連合会会理事
2016年 日本酒造杜氏組合連合会副会長。現在は、丹波杜氏組合常人相談役、菊正宗酒造(株)名誉杜氏。
2008年 黄綬褒賞受賞。酒造り奥義が集約された丹波流「生もと」づくりに魅了され、先人の築いた伝統的技を伝承すべく力を注いできた。
※もと=(酉元)

「日本酒セミナーE-7」 15:45~16:30

参加料 500円

甕に込めた古代酒のロマン

酒は文字の出現以前から飲まれていましたが、どのような香りや味だったのかを知るには、当時の道具立てやレシピを参考に実際に醸造をしてみる必要があります。
このセミナーでは、奈良時代の道具や麹歩合をモデルに古代酒を醸造する試みについてお話しします。

【 講師 】

国立文化財機構 奈良文化財研究所 国際遺跡研究室長

庄田 慎矢 氏

2001年 東京大学文学部歴史文化学科卒
2007年 韓国忠南大学校考古学科卒業(文学博士)
2009年より 国立文化財機構 奈良文化財研究所 勤務
(2014年―16年 英国ヨーク大学)
私は、遺跡に残された手がかりから過去の様々な人間活動を探る考古科学者です。
考古学というと文科系の学問のイメージが強いかもしれませんが、21世紀の考古学は分子生物学をはじめ様々な理科系の分析技術を駆使して人類の過去を明らかにしています。
人類の作り出したお酒の文化についても、面白い研究が進んでいます。
お酒を通じて、多くの方に、日本の風土や文化、歴史、そしてそれを体現している文化財に、より深い関心を持っていただきたいです。

「日本酒セミナーE-8」 17:00~17:45

参加料 500円

大阪の酒場

大阪の酒場は、酒場じゃない。ひとつのジャンルと言っていい。酒場ではなくて「大阪の酒場」である。
東京から大阪に移住をして気づいた大阪の酒場の愉しさ、独特さ、美味しさから見る大阪の酒場の歩き方。

【 講師 】

あまから手帖 編集長

江部 拓弥 氏

1969年、新潟県三条市生まれ。
早稲田大学卒業後、プレジデント社に入社する。プレジデント編集部などを経て、2012年よりdancyu編集長に就任。2018年にdancyu webを立ち上げ、dancyu web編集長。2022年の秋に大阪に拠点を移し、あまから手帖編集長となる。

日本酒造組合連合会
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